知ってますか?沖縄角力

「角力」と書いて「スモウ」。
沖縄角力はその名の通り、沖縄の伝統的な相撲です。
本土で大会があるのは、ここ横浜鶴見だけ。
1930年代から沖縄角力大会を開催してきました。

昭和37年角力大会

力士は、柔道着によく似た上着をはおり、幅広の帯を腰に締めて出場します。
右手を相手の帯に差し込み、左手で相手の帯を掴んだ体勢から「タイヨー!」。
相手の背中を地面に押し付けた方が勝ちで、一本背負い、大外刈り、鯖折りと激しい技を出し合います。
韓国角力に少し似ていて、モンゴル角力とほとんど同じやり方です。(「おきつるコミュニティQ&A」より)

鶴見を舞台に撮影された映画「だからよ〜鶴見」では、主人公が沖縄角力に挑戦し、奮闘する姿が描かれました。

映画「だからよ〜鶴見」より

コロナ禍で中止の年が続きましたが、2022年7月に3年ぶりの大会が開催され、迫力ある試合が繰り広げられました。